アキレス腱付着部炎

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アキレス腱付着部炎とは?!

アキレス腱付着部炎って、ご存じですか?名前の通りアキレス腱の付着部に炎症が生じることで、主にアキレス腱に発症するそうです。

 

酷くなると歩行も困難になり、夜も眠れないくらい痛むこともあるというこの病気。

 

このアキレス腱付着部炎の原因と治療について見てみましょう。

 

 

<アキレス腱付着部炎の発症原因とは?>

 

アキレス腱付着部炎は、骨と筋肉を繋ぐアキレス腱が、過剰な負荷により損傷が起き、その部分に炎症を起こすことで引き起こされます。

 

アキレス腱付着部炎の炎症原因としては、以下のことが考えられています。

 

1.アキレス腱付着部炎の原因:その1.成長期

 

成長期は急激に身長や体重が増加する為、骨の先端にある成長軟骨に強い負荷と刺激が掛かり易くなっています。

 

この為、踵(かかと)の付着部であるアキレス腱にも負荷が生じ、アキレス腱付着部炎を発症することが多いそうです。

 

 

2.アキレス腱付着部炎の原因:
その2.過度のスポーツ&靴が足に合っていない

 

過度なスポーツで、踵やアキレス腱部分を酷使し続けたり、靴が足に合っていない場合も、アキレス腱付着部炎の原因になります。

 

 

特にヒールの高い靴、つま先が尖った靴、ヒールが細く、不安定な靴を履いている方は要注意です。

 

 

3.アキレス腱付着部炎の原因:その3.肥満

 

肥満は、歩行や立っているだけで足腰に負担を掛け、ふくらはぎの筋肉を収縮してしまう為、更にアキレス腱に負荷が掛かります。

 

 

<アキレス腱付着部炎の症状とは?>

 

歩行する際、踵の後ろの、靴の履き口より下に痛みを感じるようです。酷くなると、歩行困難になり、歩けなくなるケースもあるようです。

 

更に酷くなると、歩行時だけでなく、安静にしている時も痛みが酷く、眠れなくなることもあるそうです。

 

 

<アキレス腱付着部炎の治療とは?>

 

まずは安静にし、踵の位置を高くしたり、衝撃を吸収する機能のあるインソールを靴に挿入します。

 

 

炎症が酷い時は1週間以上の安静が必要になることもありますが、通常は数日安静にすれば治るようです。

 

よって、手術などの治療はせず、ひたすら保存療法を行うことになります。

 

少し良くなったら、スポーツは控えめにし、靴は3cmくらいまでの足にフィットした安定感のあるものを選んで履きましょう。

 

また、肥満の方は、これを機会にダイエットで体重を落とせば、アキレス腱付着部炎の治癒だけでなく一石二鳥ですので、是非Tryしてみては如何でしょう?

 


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