アキレス腱断裂の手術費用と、その取戻し方とは?!
アキレス腱断裂になり、早く治りたい一心で、手術療法を選択した場合、気になるのは治療期間と費用ですよね。
アキレス腱断裂の手術とは、どのくらい費用が掛かるのでしょうか?そしてその費用を取り戻す方法はあるのでしょうか?見てみましょう。
<アキレス腱断裂の手術費用って、どのくらい?>
アキレス腱断裂の手術を調べたところ、純粋な手術費用は、実質2万円程度(67,000円の3割負担)が相場のようです。
この金額に入院費・初診の場合は初診料・食費・その他処置費などで、およそ10万円〜20万円と言われています。※病院によって相場は違いますのでご注意ください。
入院費は当然入院期間によりますので、1泊2日の場合は、上記より安くなりますし、それ以上の入院だと高額になります。結構な負担ですよね。
この手術費、どうにか少しでも取り戻す方法はあるのでしょうか?
<アキレス腱断裂の手術費用を取り戻す方法
その1:労災申請>
勤務中や通勤中にアキレス腱断裂になった場合、労災が下りることになります。こちらに該当する方は、労災申請をしてみましょう。
<アキレス腱断裂の手術費用を取り戻す方法
その2:傷病手当金>
業務外の理由で、病気や怪我の療養のため仕事を休んだ場合、休んだ日から連続して3日間の後、4日目以降仕事を休んだ場合、傷病手当金が支給されます。
4日目以降には、土日・祝日等の公休日も含まれます。但し、この制度は給与が支払われている間は、支給されません。
ただし、給与の支払いがあっても、傷病手当金の額より少ない場合は、その差額が支給されるようです。
<アキレス腱断裂の手術費用を取り戻す方法
その3:保険会社に請求>
損害保険や生命保険、自動車保険の特約として、医療費(手術費・治療費)が入っている場合は、必ず請求しましょう。
<アキレス腱断裂の手術費用を取り戻す方法
その4:クレジットカード会社に請求>
クレジットカードをお持ちの場合、カード会社によっては怪我に対する補償が付いている場合があります。是非確認してみましょう。
<アキレス断裂の手術費用を取り戻す方法
その5:高額医療費制度を利用する>
高額医療費制度とは、1か月の自己負担額が限度額を超えた場合、その超えた額が支給される制度です。
年齢や所得によって、この限度額は変動しますが、平均的な社会人の場合、
自己負担限度額:80,100円+(医療費の全額(10割負担の額−267,000円)×1%)
入院治療をし、差額ベッド代や食事代等な除いて、15万円(3割負担分)を支払った場合、
自己負担限度額:80,100円+((500,000円−267,000円)×1%)=82,430円
既に15万円払っていますので、
高額医療費の戻り金額=150,000円−82,430円=67,570円
となり、67,570円が戻ってくるのです!
かなり大きな金額ですよね☆
但し、この制度は「月ぎめ」ですので、月を跨ぐ入院の場合は不利になり、戻り金額は少なくなりますので要注意です!
制度は上手に利用して、出来るだけ自己負担を減らしていきたいですね。