アキレス腱を保護する方法とは!?
アキレス腱は残念ながら「腱」という構造上、鍛えることは出来ませんし、30歳を越えると、年々柔軟性を失い、断裂しやすくなるそうです。
そんな「か弱いアキレス腱」を柔軟に保つために、ストレッチや運動、そして負荷を減らす努力は必要ですが、外部からアキレス腱を保護する方法はあるのでしょうか?
それでは、アキレス腱を保護する方法について、見てみましょう!
<アキレス腱を保護する方法 その1:テーピング>
スポーツを楽しむ際、ついつい夢中になって長時間足に負荷が掛かる状態が続いたり、練習時に痛みを感じても、ついそのまま続行してしまうことが多々あるようです。
そんな時、アキレス腱の可動域を制限したり、痛みのある部分を圧迫し固定するテーピングは、アキレス腱断裂などの怪我の予防や再発防止にとても役立ちます。
また、テーピングをすることで、物理的な効果と共に、「守られている」という安心感から、スポーツに思い切り打ちこめる、という効果もあるようです。
ただ、毎回費用が掛かること、そしてテーピングには上手に装着する技術も必要な為、本格的なアスリート以外は、毎回の装着は費用対効果を考えると難しいかもしれません。
<アキレス腱を保護する方法 その2:サポーター>
上記のテーピングを毎回することは難しいけれど、それと同様、もしくはそれ以上のアキレス腱保護を目指したい、という方にはサポーターがお薦めです。
最近はサポーターの技術も向上し、テーピング理論を導入したサポーターや、遠赤外線の効果があるサポーター、更なる踵の安定感を追及したサポーターなど、百花繚乱です。
お値段はサポーターの機能や性能によってピンキリのようですが、自分に合ったサポーターを見つけ、装着すれば、アキレス腱断裂などの悲劇を食い止める「お守り」になります。
年齢を感じる方や、最近足に違和感がある方は、ネットなどで検索し、自分に合った用途のサポーターで、アキレス腱を保護するようにしましょう。
<アキレス腱を保護する方法 その3:インソール>
日常生活でかかとが痛いとか、アキレス腱に違和感がある場合、靴に衝撃を吸収する機能を持ったインソールを装着すると、手軽に症状が緩和され、アキレス腱の保護に繋がるようです。
インソールは100円均一で売られているものから、非常に高額なオーダーメイドのものまであるようですが、日常生活での使用の場合、そこまで高額なものは不要のようです。
ただ、あまり安いものは、きちんと衝撃を吸収せず、逆に別の箇所に負荷が掛かったり、衝撃吸収機能がすぐに効果が無くなるものもありますので注意が必要です。
購入の際は、ネットで口コミを確認したり、説明書を熟読の上、自分の症状に合ったインソールを選び、アキレス腱の保護に努めましょう。