ジョギングとアキレス腱

スポンサーリンク

ジョギングでアキレス腱が危機に?!

ダイエット目的や健康診断で注意されたり、心機一転体を鍛えようと、中高年になってジョギングをする方が増えているようです。

 

ジョギングは、ダイエット効果やコレステロール減少、尿酸値が下がって痛風予防になったり、血糖値が下がり糖尿病予防になったりなど、様々なメリットが!

 

でも、ちょっとした不注意で、健康になるはずのジョギングでアキレス腱を危険にさらすこともあるそうです。どんな落とし穴があるのか、見てみましょう。

 

 

<アキレス腱に危険を及ぼすジョギング その1:
ジョギングのフォーム乱れ>

 

一般的に、ジョギングをするときは、かかとの外側から着地し、足の裏全体で地面を踏みしめ、最後につま先で蹴る、という走り方をするようです。

 

でもこのジョギング方法は人によって癖があり、その動きの中で無駄がある場合、アキレス腱の摩擦が大きくなり、アキレス腱の周囲への怪我だけでなく、アキレス腱自体を損傷する恐れがあります。

 

特にアキレス腱が加齢で劣化している中高年は、ジョギングのフォームも要注意です。正しいフォームを体得し、安全なジョギングを続けましょう。

 

 

<アキレス腱に危険を及ぼすジョギング その2:
靴が合っていない>

 

足に合っていないシューズを無理に履いたり、履き慣れていないハイテクなシューズを履き、舗装された道で走っていると、ついついジョギングのフォームが乱れ、アキレス腱を危険にさらすことになります。

 

 

ジョギングをする際は、履きなれた足にフィットした靴を選ぶようにしましょう。

 

また、かかとを持ち上げるインソールを入れることにより、アキレス腱付着部炎になりにくくなるそうです。

 

更に、土踏まずを持ち上げるインソールを入れると、ジョギングの癖などの無駄な足の動きを防ぎ、アキレス腱周囲炎にもなりにくくなるそうです。

 

是非一度、ご自分のフォームを見直して、ご自分に合ったインソールで調整してみることも大切のようです。

 

 

<アキレス腱に危険を及ぼすジョギング その3:
年齢を考えず、無茶をする>

 

アキレス腱は元々、血行が少なく、損傷しても補修が効きにくいという特徴があります。そこに加齢によるアキレス腱の劣化が加わり、無理をして走ると、アキレス腱炎やアキレス腱断裂の危険があります。

 

中高年になったら、「アキレス腱は大切に使う」ことを念頭に、痛みが走った場合は決して無理をせず、ジョギングを休むようにしましょう。

 

また、痛みが取れた後でも、まず半分程度のペースに落し、3週間で1割ずつペースを増やすくらいの慎重さが大切です。

 

ジョギングを安全に楽しむためのコツは、急に長距離を走るのではなく、少しずつ、長い時間を掛けてトレーニングを積むことが重要です。

 

又、狩猟時代の人々が、獲物を追う途中は歩きながら休憩していたように、走ることだけを考えず、時には「歩き」を挟むこともポイントです。

 

年齢に応じた、無理のないペースでのジョギングを心がけ、アキレス腱の危険を予防しましょう。


スポンサーリンク