アキレス腱炎って、なに?
アキレス腱炎って、ご存じですか?なんとなく、アキレス腱に炎症が起きてしまったんだなぁ、アスリートとかに多いのかなぁ?と漠然と思いますが、具体的に!と言われると詰まってしまいますよね。
でも、この病気って、アスリートだけでなく、一般の人で、特にスポーツ好きや健康の為にスポーツを始めた人に多いらしいですよ。ちょっと調べてみましょう。
<アキレス腱炎って、何ですか?>
アキレス腱の周辺や筋肉ではなく、アキレス腱そのものに起きる炎症を「アキレス腱炎」と言い、前者と区別しています。
アキレス腱炎は、アキレス腱自体の細かい部分裂傷により、炎症が起き、主にアキレス腱付着部分の踵(かかと)の後ろ上2cmから6cmの所に発症します。
アキレス腱炎は、座った状態から立つ瞬間や、歩行し始めた時にアキレス腱そのものに痛みを感じる病気です。そしてその痛みは、時間の経過と共に引いていくのが特徴です。
ただ、痛みが時間の経過と共に引いていく為、「大したことないや」と病院に行かなかったり、放っておくことで、この病気の発見が遅れ、悪化してしまうことが多々あるようです。
<アキレス腱炎の原因って、何ですか?>
それでは、そのアキレス腱炎の原因は何なのでしょう?その原因について見ていきましょう。
1.アキレス腱自体の細かい部分断裂は、主にアキレス腱の使いすぎによる疲労蓄積で起きるようです。長時間のランニングや運動により、アキレス腱の疲労が蓄積され、その摩擦によって炎症が引き起こされるようです。
2.ふくらはぎの筋肉が疲労や疲れによって、常に固い状態の場合は、アキレス腱が常に引っ張られた状態になる為、炎症を起こしやすくなるようです。
3.ジャンプの着地などで足をひねったり、あまりスポーツをしない人が急に始めた場合も、アキレス腱に過度な負担が掛かり、小さな亀裂が生じ、炎症を起こしやすくなるようです。
4.靴のヒールが高すぎたり、靴が足に合っていない場合、アキレス腱に負荷が掛かる為、アキレス腱炎を発症することがあるようです。
また、ミュールなど、足が固定されていない靴も、足の前滑りが起き、それを修正しながら歩く為、アキレス腱に負荷が掛かり易くなります。
アキレス腱に慢性的な痛みがある場合は、アキレス腱炎だけでなく、他の病気が隠れている場合がありますので、医師の診断を受ける様にしましょう。