アキレス腱と入院

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アキレス腱断裂の、入院から退院までの流れとは?!

アキレス腱断裂になり、手術療法を選んだ場合、入院前→入院→手術→退院となりますが、どのようなスケジュールで流れるのでしょうか?

 

以前は1週間から10日程度の入院が必要と言われましたが、最近は1泊2日が多いようですので、
この日程を例として見ていきましょう。

 

 

<アキレス腱断裂の入院前のスケジュール>

 

1.まずは外来で、入院・手術についての説明があります。入院に必要な物の説明や諸注意等がありますので、きちんと聞きましょう。

 

2.入院手続きの書類に記入します。持病や常備薬などがありましたら、担当医師に申し出ます。

 

3.入院一般検査として、採血・血圧などを図ります。

 

4.自宅に一旦戻り、入院に必要な物を集めたり、入院の準備をします。ただ、出来る限り安静にし、横になる時は、枕を利用して患部を養生しましょう。

 

 

<アキレス腱断裂の入院:入院〜手術まで>

 

1.看護師の指示に従い、入院する病棟に移動します。安静にし、体温・脈拍・血圧を測ります。

 

2.手術前には食事は取らず、お手洗いを済ませておきましょう。

 

3.いよいよ手術です。手術当日の説明がありますので、きちんと聞きましょう。手術前には手術着に着替え、再度、体温・脈拍・血圧を測ります。

 

4.手術が開始されます。

 

 

<アキレス腱断裂の入院:手術後>

 

1.手術終了後、体温・脈拍・血圧を測り、抗生剤の点滴を行います。主治医から手術結果の説明があります。

 

2.手術後から水分は取れますし、食事も可能です。

 

3.患部を安静に保つ為、原則として手術をした日は車いすで移動します。

 

4.ベッドの上では、患部の下に枕を置き、養生します。消灯前に再度、体温・脈拍・血圧を測ります。

 

 

<アキレス腱断裂の入院:退院>

 

1.起床後、体温・脈拍・血圧を測ります。

 

2.朝食を取り、化膿止めの内服を飲み始めます。

 

3.退院後の諸注意を受け、退院手続きを取り、松葉杖で自宅に戻ります。退院、おめでとうございます☆

 

 

<おまけ・退院後の諸注意とは?>

 

・退院後、入浴は可能ですが、患部を濡らさないようにビニールなどで保護しつつ、足を上げて入るようにしましょう。尚、頭痛や発熱がある場合は入浴を控えましょう。

 

・患部に体重を掛けないように注意して、しばらくは松葉杖で歩行するようにしましょう。

 

・入院前同様、横になるときは枕やクッションを利用して、患部を養生するようにしましょう。患部の腫れが軽減するまで1週間ほどは行うと良いでしょう。


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