アキレス腱を守るランニング方法

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アキレス腱を守るランニング法って?

最近中高年の間で、美容と健康を兼ねてランニングが人気になっているようです。

 

しかし、間違った走り方によって、健康の為に始めたランニングがアキレス腱を痛めたり、足を痛めたことにより健康を害してしまうこともあるとか。

 

どのようなランニングの方法ならば、アキレス腱に優しく、美容と健康に良いのか、調べてみましょう。

 

 

<アキレス腱に優しいランニング方法 
その1:ベアフットランニング>

 

アキレス腱に優しいランニング方法として、ベアフットランニングが注目されています。ベアフットランニングとは、裸足で走ることを意味します。

 

ランニングシューズを履いて走っていると、足を踏み出す時に踵から着地してつま先で蹴る癖が付きがちです。

 

この癖、つまり踵で着地するランニング法ですと、その衝撃がアキレス腱、膝や腰に大きな負担を掛けているのですが、クッションの厚いシューズを履いていると、そのことに気づかなくなってしまうようです。

 

実際、このランニング方法を裸足で行うと、かかとで着地した衝撃は非常に良く分かります。

 

 

そこで、体の衝撃が最小限であり、アキレス腱に優しいランニング方法を裸足でしようとすると、自然と足首やひざを柔らかく使い、つま先から着地するようになります。

 

しかもこの時、足底筋やふくらはぎの筋肉がしなやかに動くことにより、衝撃を吸収し、前進する力に変えてくれるそうです。

 

つまり、ベアフットランニングは、クッション機能のシューズに頼り切って忘れ去られた、体が本来持っている足底筋やふくらはぎの筋肉のクッション機能を目覚めさせる効能があると言えましょう。

 

ただ、いきなり裸足で走り出すと、アスファルトの道には小石やガラスなども落ちている為、危ないと感じる方もおられると思います。

 

よって、いきなり裸足ではなく、出来るだけ裸足に近いシューズを履いてランニングすると、アキレス腱いも負荷が掛からず良いようです。

 

<アキレス腱に優しいランニング方法 
その2:フォアフットランニング>

 

上記、ベアフットランニングと似ていますが、フォアフット(前足から着地する)という、アキレス腱に優しいランニング方法です。

 

 

足の前のほうから着地するランニング方法は、アキレス腱のバネを上手く使いますので、アキレス腱や周辺筋肉が退化することを防ぎます。

 

また、足の前のほうから着地するほうが、アキレス腱のバネを利用して筋肉を動かす為、エネルギー効率的にも良いとのデータがあるようです。

 

身体能力の高い、アフリカの選手は、足の前の方から着地する選手も多いようですよ。

 

但し、前の方からの着地は、上手く走れるようになるまでは、アキレス腱や足の筋肉に負担が掛かるので、トレーニングを積む必要があるようです。

 

ベアフットランニングと併用すれば、アキレス腱に優しい走り方をマスターするのも、早いかもしれませんね。


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