アキレス腱用サポーターの利点と欠点は?!
アキレス腱断裂やアキレス腱炎の発症前や発症後、アキレス腱を保護する為に、アキレス腱用サポーターを愛用する方が年々増加していると聞きます。
特に30歳を過ぎれば、アキレス腱の柔軟性も落ち、アキレス腱が断裂しやすくなるというデータもあるようです。
そんなアキレス腱用サポーターですが、利点と欠点とはどのようなものがあるのでしょうか?早速調べてみましょう!
<アキレス腱用サポーターの利点 その1:衝撃吸収力>
クッション性のある素材のパッドが使用されており、アキレス腱に掛かる衝撃を吸収する効果があります。
<アキレス腱用サポーターの利点 その2:
ねじれや前後左右方向のズレの吸収>
急に走ったり、ジャンプしたり、急停止するなどの際は、足全体にズレる力が加わったり、ねじれの力が生じることがあります。
これらの力が持続して続くと、足やひざ、腰だけでなく、アキレス腱にも障害が発生する率が高まるようです。
それらのねじれや前後左右方向へのズレを吸収し、負荷を軽減することが可能となるようです。
<アキレス腱用サポーターの利点 その3:癖の防止>
アキレス腱や足首の障害は、癖になりやすいので、サポーターを履くことで、悪い癖の防止になるようです。
テーピングでも代用可能ですが、皮膚への直接ダメージも少なく、テクニックも不要で、毎回時間とお金をかけなくて済む為、サポーターのほうが良いようです。
<アキレス腱用サポーターの利点 その4:
断裂防止効果>
かかとが包み込まれる安心感と共に、アキレス腱が伸びない方向にサポートする力が働き、アキレス腱への負荷が減る為、アキレス腱断裂防止効果があるようです。
<アキレス腱用サポータの欠点 その1:
サイズが合わないと逆効果>
アキレス腱用サポーターは様々なサイズがありますが、構造上、加圧効果のあるものも多く、メーカーによっては同じMでも小さめに作られているものもあります。
小さいサイズのアキレス腱用サポーターは、その加圧効果から更に血流を悪化させ、むくみや冷えが酷くなることもあります。
まずは自分の足のサイズを正確に図ってから購入し、装着するようにしましょう。
<アキレス腱用サポーターの欠点 その2:臭くなる>
直接足に装着する為、汗などを吸収し、夏場は特に臭くなり易くなります。交換用も必ず購入するようにしましょう。
<アキレス腱用サポーターの欠点 その3:
マジックテープが面倒>
マジックテープでサポート力をUPさせる目的のアキレス腱用サポーターもありますが、この場合、きちんと装着しないとサポート効果が得られないようです。
又、履くだけのタイプのアキレス腱用サポーターと違い、沢山のマジックテープに慣れるまでは装着に苦労するとの声もあるようです。
<アキレス腱用サポーターの欠点 その4:
汚れが目立ちやすい>
白や薄い色のアキレス腱用サポーターの場合、汗や埃などで汚れが目立ちやすくなります。まめに洗うか、濃い色のものを購入するようにしましょう。