アキレス腱断裂の処置

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アキレス腱断裂と肉離れの処置とは?!

アキレス腱断裂と肉離れは、腫れと痛みが強い場合、患部に触れることが出来ない為、アキレス腱断裂にも拘らず、「ふくらはぎの肉離れ」として処置されることがあるようです。

 

どのような点に注意すれば、アキレス腱断裂とふくらはぎの肉離れの誤診や誤った処置を防ぐことが出来るのでしょうか?見てみましょう。

 

 

<肉離れとその処置とは?>

 

肉離れとは、急にスポーツをしたり、不自然な格好で重い物を持ち上げるなど、普段使っていない筋肉をいきなり動かすと、筋肉の組織が裂けたり、靭帯が伸びたりすることを言います。

 

また、筋肉に力が入って収縮している際に、強くその箇所を打ったりした場合も起こるようです。

 

一般的に、最初は痛みを感じても腫れや皮下出血がないことが多いものの、徐々に痛みが酷くなり、動かしたり患部を圧迫すると激痛になっていくのが特徴だそうです。

 

主な応急処置としては、患部を冷やして安静にし、激しい痛みのある場合は医師の診断を仰ぎます。

 

 

<アキレス腱断裂とその処置とは?>

 

アキレス腱断裂とは、スポーツ中や急激な体の動きで起こり、つま先立ちが出来なくなります。また断裂部分の皮膚表面が凹むので、触ってみるとアキレス腱断裂か分かります。

 

また、アキレス腱断裂が発症した時は、「ブチッ!」という大きな音と共に、激しい痛みが襲い、ベタ足でしか歩けなくなるようです。

 

主な応急処置としては、患部を冷やして安静にします。更につま先を伸ばした状態のまま、添え木をしてアキレス腱やその周辺を固定しつつ、医師の診断を仰ぎます。

 

 

<アキレス腱断裂と肉離れの誤診と、
誤った処置を防ぐ方法>

 

アキレス腱断裂や肉離れは、痛みや腫れが酷い場合は患部を触ることを躊躇しがちですが、誤診を防ぐ為に痛いことは我慢して患部を触ってみることが処置の第一歩です。

 

アキレス腱が断裂している場合は、触っても腱の感触がなく、ふにゃふにゃしており、更に外見からもアキレス腱が見えないことが多いようです。

 

また、トンプソンテスト(うつ伏せになり、ひざを直角に曲げた状態でふくらはぎをつまむと、肉離れの場合は足関節が曲がります)を行うことも、誤診と誤った処置を防ぐには、とても有効です。

 

肉離れの場合は、冷やして安静にすれば処置は完了ですが、アキレス腱断裂の場合は、その上に固定する、という応急処置が必要ですので、正しい応急処置をして医師の診断を仰ぐようにしましょう。


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