アキレス腱の損傷原因とは?!
アキレス腱の損傷といえば、アキレス腱断裂や部分断裂など、重症になるものが多く、損傷することにより、血流の低下による冷え症やむくみなど、様々な病気を引き起こします。
アキレス腱の損傷を防ぐ為には、その原因をしっかり把握する必要がありますよね。それでは、具体的にどのようなことが原因になるのか、見てみましょう。
<アキレス腱損傷の原因 その1:使いすぎ>
アキレス腱損傷の多くは、過度なスポーツによる使いすぎが原因と言われています。特にアキレス腱損傷が多いスポーツは、
@陸上競技(長距離・短距離・障害物) Aサッカー、フットサルBバスケットボール Cバレーボール D剣道 Eラグビー、などと言われています。
スポーツの前に柔軟体操をしたり、ストレッチをしてアキレス腱損傷を防ぐことは大切ですが、それ以上にアキレス腱に負荷を掛け過ぎないよう、熱中し過ぎに注意しましょう。
<アキレス腱損傷の原因 その2:加齢>
哀しいことに、アキレス腱は30歳を過ぎると徐々に柔軟性が失われ、損傷しやすくなると言われています。
特に中高年になって、健康維持の為に、急にスポーツ、特にジョギングやウォーキングに励む方が多いのですが、アキレス腱損傷が多いのはこのタイプだそうです。
ジョギングやウォーキングで健康維持を図ることは大切ですが、年齢に合った方法と所要時間を考えながら、運動をするように心がけましょう。
<アキレス腱損傷の原因 その3:
ランニングフォームの乱れ>
足首を捻挫していたり、ひざに何らかの障害があると、問題のある足を庇おうとして、ランニングの際に正常な足に過大な負荷が掛かり、アキレス腱を損傷することがあるようです。
また、元々ランニングフォームに自己流の癖があり、体の重心が歪んでいる場合、アキレス腱に負荷が掛かるため、アキレス腱損傷を起こすこともあるそうです。
まずは正しいランニングフォームを見につけ、足に何らかの問題が生じている場合は、きちんと治るまでランニングは控えるようにしましょう。
<アキレス腱損傷の原因 その4:靴が合っていない>
ハイヒールや足先の尖った靴、消耗している靴などは、着地の際バランスが悪くなる為、アキレス腱に負荷が掛かり易くなり、アキレス腱損傷の原因になるようです。
また、履きなれていない新品の靴も、靴ズレだけでなく、アキレス腱にも負荷が掛かり易いそうです。
なるべくハイヒールや先の尖った靴、消耗している靴などは履かないようにして、自分の足に優しい、履きやすい靴を選ぶようにしましょう。