アキレス腱のツボ

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アキレス腱に効くツボとは?!

アキレス腱が痛い場合や炎症を起こしている最中は、患部をアイシング(冷却)して、安静にすることが、回復する一番の早道と言えます。

 

ただ、アキレス腱やふくらはぎのだるさや疲れ、むくみや痛みなど、軽い症状の場合は、ツボを押すことで解消出来てしまうこともあるようです。

 

どのツボを押せば良いのか、そしてその効能とはどんなものがあるのか、見てみましょう。

 

 

<アキレス腱に効くツボ その1:承山(しょうざん)>

 

1.ツボの場所

 

腓腹筋(ひふくきん・ふくらはぎの内側の筋肉)の下で、アキレス腱を指で上のほうに押していくと、腓腹筋の内側と外側の割れ目で筋に移行する場所があります。そこが「承山」というツボです。

 

2.ツボの押し方

 

両手の親指を揃え、「承山」のツボを押します。このツボを1分間揉みこむように丁寧に押します。

 

この時、筋肉に緊張がある場合は1分間は強く揉み、その後更に1分間軽く摩擦するように弱い刺激を与えます。これを数回行います。

 

3.ツボ押しの効果

 

ふくらはぎのだるさや疲れ、むくみを取ることで血流が改善し、アキレス腱の柔軟性を取り戻す効果があるようです。

 

また、こむらがえりや腰痛にも効果があると言われています。

 

 

<アキレス腱に効くツボ その2:承筋(しょうきん)>

 

1.ツボの位置

 

ふくらはぎの一番盛り上がっている所の中央にあるツボです。

 

2.ツボの押し方

 

押し方は上記同様です。このツボを押す時、膝の真後ろの中央に「委中」(いちゅう)というツボがあります。こちらも同様にツボ押しすると更に効果が上がるようです。

 

ふくらはぎはとても敏感な場所のようですので、弱い刺激でも十分効果があるそうです。

 

3.ツボ押しの効果

 

ふくらはぎのだるさや筋肉の痛みを取ることで血流が改善し、アキレス腱の柔軟性を取り戻す効果があるようです。

 

また、腰から膝にかけての痛みやだるさにも効き、腰痛にも効くようです。

 

 

<アキレス腱に効くツボ その3:三陰交(さんいんこう)>

 

1.ツボの位置

 

足の内側の、くるぶしの一番出っ張った所に、指を4本添えた状態の一番上、脛骨の際(きわ)の所にツボがあります。

 

 

足を通る、3つの陰の経絡がすべてそこを通過することから、「三陰交」と名付けられたようです。

 

2.ツボの押し方

 

三陰交を親指のの腹で、ちょっと強めに指を押し込む感じでツボを押します。1分間に50回程度を目安に押しましょう。

 

そして更に親指の腹で「の」の字を書くように、軽く1分間揉みましょう。かなり血行が良くなるのが分かる筈です。

 

また、このツボを押した後、アキレス腱に添って、踵まで押していくと、筋肉の緊張が取れると同時に、更に血流が良くなり、より効果的になるようです。

 

3.ツボ押しの効果

 

血流が改善することにより、脚の冷えが改善し、アキレス腱の柔軟性を取り戻す効果があるようです。

 

また、体の重さ、手足のしびれ、生理不順、めまいなどにも効果があり、特に女性の生理不順や足のむくみ、だるさも改善するなど効果があるようです。

 

更に、妊娠中に赤ちゃんが逆子になった場合、ここを刺激すると戻ると言われている不思議なツボでもあるそうですよ。

 

 

 


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