痛風とアキレス腱

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痛風とアキレス腱炎の違いって?

アキレス腱やアキレス腱周辺が痛くなる病気には、アキレス腱炎と痛風の2つのパターンがあるようです。この2つ、とても症状が似ているので、自己判断はとても危険です。

 

きちんと病院に行き、医師の診断を仰ぐことが大前提ではありますが、この2つの病気って、どう違うのでしょう?そして見分け方はあるのでしょうか?

 

 

<痛風で足が痛くなる原因と症状とは?>

 

痛風発作の元となる、尿酸結晶は、日常的に負荷が掛かり易いアキレス腱に溜まり易い為、足が痛くなるそうです。

 

特に痛風の場合は、足の親指の付け根の関節が痛くなり易く、人によっては痛みが出る前に足指の付け根がムズムズしたり、ピリピリするなどの違和感があるようです。

 

この前兆症状を放置したり、そもそも気づかない場合は、段々痛みが強くなるのではなく、いきなり激しい痛みが襲うようです。

 

典型的な足の親指の付け根の痛みは、痛くて靴が履けないどころか、靴下すら履けないくらいの激痛だそうです。聞いているだけでも痛いですね!!!

 

そしてその痛みは、最初から最後まで激痛であり、その中でも最初の1日に、痛みのピークが訪れるようです。この痛みは軽症なら3日、重症なら2週間で消えるそうです。

 

 

<アキレス腱炎の痛くなる原因と症状とは?>

 

アキレス腱炎は、スポーツや急な運動、片足に負荷を掛け過ぎた結果として、アキレス腱やその周辺が痛くなるようです。

 

 

その為、安静にしていれば自然と痛みは消えていきますが、そのまま放置した場合は徐々に痛みが強くなり、慢性化することもあるようです。

 

つまり、痛風の痛みは突然急激に襲い、アキレス腱炎は徐々に痛みが増してくる、という違いがあるようです。

 

 

<痛風の、その他の特徴とは?>

 

上記に記載した、足の親指の付け根から始まる急激かつ強烈な痛みの外に、痛風の特徴とはどんなものがあるのでしょうか?

 

1.アキレス腱を強く打ったり、捻ったりなどの原因がなく、激痛が襲う場合は、痛風が考えられます。

 

2.夜中に突然アキレス腱周辺や足指が激痛に襲われることがある場合は、痛風が考えられます。(就寝中は血圧が下がり、血の循環が悪くなることが原因のようです)

 

3.痛みは足指の付け根から始まり、アキレス腱の周り、足の甲やくるぶしの関節、ひざの関節、手の関節や手指の関節と、主に関節で痛みが生じます。この場合も痛風が考えられます。

 

4.一度に痛むのは1か所だけであり、複数の箇所が痛むことが少ない場合も、痛風が考えられます。

 

5.圧倒的に成人男性に多いですが、最近は女性も増加傾向にあるようです。原因は飲酒・外食・ストレス・女性ホルモンの低下が考えられています。

 

 

<まとめ>

 

痛風もアキレス腱炎も、早急に治療することが痛みや症状を重症化させない上で、重要なポイントになります。

 

痛みが引いたからといって、放置することなく、症状が出たり、「おかしいな?」と思ったら、すぐに病院に行き、医師の診断を受け、適切な治療をするように心がけましょう。


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