アキレス腱に関する病気の予防法とは?
アキレス腱に関する病気は、アキレス腱断裂やアキレス腱周囲炎、アキレス腱肥厚など、さまざまな病気があります。
歩く、走る、ジャンプする等、人間が通常の生活をする上で行う様々な動作には、健全なアキレス腱が必須条件となります。
そんな大切なアキレス腱を病気から守り、そして病気を予防する方法はあるのでしょうか? 早速調査してみましょう!
<アキレス腱の病気予防法 その1:正しい靴を選ぼう>
ヒールが高すぎる靴やペタンコすぎる靴、足先が尖った靴や踵が固い靴は、アキレス腱に負荷が掛かるだけでなく、腰痛や頭痛、骨格の変形など、様々な病気を引き起こします。
まずは自分の足に合った靴を選び、ヒールは3cmくらいの高さにし、踵部分に衝撃を吸収するようなインソールを入れるなど、アキレス腱の病気予防の為に注意を払いましょう。
また、足先が尖った靴は、外反母趾などの病気を併発することもありますので、なるべく選ばないようにしましょう。
<アキレス腱の病気予防法
その2:ストレッチを取り入れよう>
アキレス腱断裂などの原因は、ストレッチなどの準備運動をせず、いきなり運動を始めた時に発症しやすいようです。
更に、年齢と共に、アキレス腱は柔軟性を失い、固くなって切れ易くなりますので、中高年は特に念入りなストレッチが必須になります。
ストレッチ方法は別ページに記載させて頂いた、「アキレス腱のストレッチって、どんな方法があるの?」を、是非お読み下さい。
<アキレス腱の病気予防法
その3:急な動きは避ける>
アキレス腱断裂などの原因は、運動時だけではなく、日常生活を行う場合でも多く発症しているようです。
例えば、客先や待ち合わせ場所へ急ぐ為、急な坂道をダッシュしたり、急に振り返ったり、モノをジャンプして取ろうとしたりした場合も「ぶちっ!」と切れてしまう恐れがあります。
あまり急激な体の動きはアキレス腱にも負荷が掛かりがちですので、日常生活の動作も見直してみましょう。
<アキレス腱の病気予防法
その4:体(アキレス腱)を鍛えよう>
アキレス腱の病気は、体やアキレス腱の柔軟性が低下したことによって、引き起こされることが多いようです。
特にアキレス腱の強化はとても重要ですので、是非無理のない程度でアキレス腱を強化させる運動を取り入れてみましょう。
但し、急な坂道を使ったダッシュや、コンクリートの道を走るなどは、アキレス腱に負荷が掛かりますので、極力止めましょう。
走ることでアキレス腱を鍛えるのであれば、砂浜や草原など、クッション性のある土地を選びましょう。但し、足場が悪いので、捻挫には十分注意しましょう。